10月

毎日charaを聴く季節。人のセックスを笑うなを見たくなる季節。

先週こたつを出して、もう4回くらいこたつで二度寝した。

こんなときに卒業旅行の話をされても、なにも考えたくない〜って思ってしまう。

いまは外国なんてどこも行きたくない。寒くてこたつから出たくない。

 

めちゃくちゃどうでもいいけど最近毎日玉子焼きの練習をしていて、母が作るのはきれいな黄色になるのにわたしが作ると色が薄く、濡れた雑巾みたいな玉子焼きになる。

おとといの夜はじめてきれいな黄色のができてうれしかったのに、今日の朝同じように作ったらまた雑巾だった。

 

今月はずーっとストイックに少年マンガを読み漁っていて、きのう久しぶりに本を読んだらその読みやすさにびっくりした。マンガを読むのって、目線をめちゃくちゃ動かしているんだなあと思った。本は縦に読めばいいだけだからすごい。

 

冬は洋服をたくさん着ないといけないのがやっぱりめんどうだなと思う。それに肩がこる。

肩がこるといろんなところに響く。顔はむくむし、夜は眠れないし頭は痛くなるし気持ち悪くなる。そういうのがつづくと便秘になったり肌荒れがひどくなったりしてくるから全部不調になる気がする。全部肩こりが悪い。

はやくもっと寒くなって、タートルネックが着れるようになってほしい。そうすればピップエレキバンを首のギリギリまで貼ることができるからだいぶんましになる。

 

最近、学校の近くの銭湯がなくなってしまった。

ずっとずっと行こうと思っていたのに、結局行かなかった。夏休みが明けて登校したときにはもうすでに取り壊しがはじまっていて、銭湯とその横のコインランドリー、両方まとめて白い布に囲まれていて、登校するたびその隙間から覗いて、壊されていくのをちょっとずつ眺めていた。いろいろ壊して、その諸々の破片の奥に、最後に壁画だけ立っているのが見れたのはよかった。

その銭湯の壁画は、うるさい水色の背景に、金太郎みたいな男の子が虹をまたいで、そのまわりに天女が3、4人いる変なやつで、それがショベルカーでがりがり壊されていた。なんかシュールというか、すごいなあって思った。なぜかわからないけど、高校の時古典の授業で習った、絵仏師良秀の話を思い出した。

それから、その銭湯には入り口と銭湯の前に「ご自由にお取りください」コーナーがあって、いつも、日本人形とかぬいぐるみとかへんなおもちゃとかが置いてあった。そのわりに、入って行くのがみんな歩行車を押すおばあちゃんばかりで、不思議な銭湯だった。こうやって思い出してみると全部まぼろしみたいだなあと思う。

 

10月のメモ。