20171230

めちゃくちゃどうでもよくてくだらないことを考えようとか話そうとか書こうとか思っても、だいいちそういうふうに考えたいのは考えたくない明確なものがあるからで、ということはつまり、くだらない話の中身よりも考えたくない明確なことを避けようということに意識が向いているわけで、もう既にその考えたくない明確なことについて考え始めちゃっているということになって、結局、直球にそのことを考えるよりもつかれる。

東京大学物語の村上直樹のように、0.何秒の間に原稿用紙5枚分くらいの妄想や言い訳を考えるような速さで頭だけぐるぐる回転する世界。そういう状態のくるしさは端から見てるぶんにはかなりおもしろいけど、自分のこととなると本当に恥ずかしすぎて穴があったら入りたい、壁には隠れたい、布団にもぐりたいし、一生寝ぼけたふりをしていたい、5分でいいから神かくししてほしいくらいだしスプートニクの恋人のすみれちゃんになりたい。

 

こういうことを書いたけど、こういうのをちゃんと正直にここに書けるということは、全然問題ないということで、だからこれからも全然大丈夫。

今年もお世話になりました。