20190123

朝マックを買って7時に会社に出社するきもちで、きのうは9時半に寝た。家でおふろにつかって、足が冷えないように、スウェットのズボンの裾をふんずけながらそろそろとベッドまで歩いた。うちはいま、電子レンジがこわれている。

 

5時45分に目覚ましが鳴り、いっしゅん目が覚めたけれど、起きなかった。つづいて6時に目覚ましがなることを知っていたから、目覚ましを止めてからそれをオフにして、7時半に目覚ましをかけ直した。そうして体の向きを反対にしておもいきりまるくなってもういちどねむった。

7時半に目覚ましが鳴り、またいっしゅん目が覚めたけれど、また起きなかった。目覚ましがなる0.5秒まえくらいに、目覚ましのあの音がなるのがこわくてはっと起きたけれど、止めるのには間に合わなかった。いやな音を聞いて、わかっていたのに不快な気持ちになって、それを止めた。それから9時半に目覚ましをセットして、もう一度ふとんに深くもぐった。

9時半に鳴った目覚ましを止めてからは、さすがに起きなければいけないと思って、目覚ましをセットするのをやめた。頭を起こすためになにか考えようと、見た夢の詳細を思い出そうとした。

今日の夢は、部署の先輩が移動することになる夢だった。その先輩は、わたしが部署のなかでゆいいつと言っていいほど信頼していて、ゆいいつ話しやすくて、その先輩がいるからがんばれているといっても過言ではない。だからわたしはこれが夢でよかったなと思った。夢のなかで自分は、とてもかなしかった。かなしかったけれど、先輩が移動することになった部署は、先輩がずっと行きたかった部署であることを知っていたので、先輩、よかったなあ、と思った。がんばりが認められたんですね、よかったよかったと思った。そしてその先輩が担当している仕事が私に回ってくるんだなあとまで考えた。シーンは少なかったのに、いろいろなおもいがぐるぐるしていて、現実のような夢だった。

そうして、ベッドに寝転んだまま、ケータイで「会社行きたくない」とグーグル検索した。いちばん上に出てきたものを読んで、わたしが会社に行きたくない理由は一時的なものなのか慢性的なものなのか、どっちだろうかと考えたけど、わからなかった。それから「新型うつ」のページをよーく読んだ。

「都合の悪いことに対面すると気分がしずんだ状態がつづいて、楽しいことがあるとうそのように元気になる」って、こんなのほとんど全員に当てはまることだろうと思った。そして10時過ぎにやっとベッドから起き上がり、顔を洗って、歯を磨いて、服を着替えて、化粧はほとんどせずに、11時前に出社した。

 

この時間に出社しても、わたしの部署はアルバイトさんしか席にいなかった。アルバイトさんに「おはようございます」とあいさつして、自分の席について、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れて席へもって行って、仕事を始めた。15時半くらいにお昼をたべに外へ出て、ふたたびデスクに戻った。そして20時半に退社。

ここ何ヶ月か、父親から毎日、だいたい19時くらいに「今日はいい日だったか?」というラインが入る。毎日毎日同じ文面で送られてくるので、最初はわたしもおもしろがっていたのだけれど、ほんとうにちょっとしんどいことがつづくと、毎日毎日これをきっかけに一日を思い出すのがつらくて、くるしくなってしまう。

最近は既読無視したり適当にスタンプで返したりして、それをどうにか察してもらおうとしていたのだけど、父親にはそれが伝わらなかった。今日はほんとうにいやなことがいくつもあって、あしたもあさってもこれを聞かれるのが耐えられなかったので「最近いろいろと大変で、しんどいこともあるからそれ聞かれるとくるしくなるからやめてほしい」と言った。(実際はもっと、絵文字とか〜とか使って、やんわり言ったつもり)「元気にしているけど、そういうときもある」と。

そうしたら「了解です。」とだけ返事が来たので、父親を傷つけてしまったと思い、とてもかなしくなった。それで会社のトイレでちょっと泣いてしまった。

 

勝手にかなり気分がおちこんでいたので、同期と夕飯を食べる約束をしていたけれど、断って、うちへ帰ることにした。

会社の最寄り駅から逃げるようにして飛び乗った電車が、彼氏の家の駅までつづいているものだったので、そのまま向かってしまいたかったけれど、今日行ったら完全に自分がだめなので、車内の電光掲示板の行き先を見ないように、ずーっと下を見たまま電車に乗って、家に帰った。

 

今日みたいな日は、一ヶ月に7日くらいの割合であって、これからもなんども訪れるとおもうのだけど、どうしたらいいのだろう。