20180227

旅行から帰ってきて、ヒコーキと時差ぼけで丸二日分くらい寝ていない状態のまま次の日朝からバイトに行ったら、体調を崩した。

インフルエンザではなかったけど十何年ぶりに39度の熱が出て、四日くらい寝込んだ。笑ってしまうほどふらふらで、一人で病院にも行けず、久しぶりに親に看病してもらった。

うれしかった。

 

旅行に行くといつも思うのは、意外と自分はしっかりしているなあということ。なんだかんだ自分はどこでもしぶとく生きていけてしまうんだろうなあと思う。感心した。

うまく説明できないけど、いざという時には自分が別人格になるというか、本気を出した時の自分は他人というか、なんか自分のことなのに、重要なことほど他人任せの感覚がしっくりくる。

 

まだめちゃくちゃ鼻声で、本調子ではないけど今日は出かける。

 

20180209

昨日も遅くまで起きていた。お風呂からあがってベッドに入ったときちょうど日付が変わって、借りてきた映画を見るか、ハライチのラジオを聴くか迷った。結果よくばって、ラジオを聴ききながら映画を見ることにした。映画は早く見たくてがまんできなくて、ハライチのラジオはなるべく多く聴きたかったから。タイムフリーだけじゃ足りない 。ラジオのほうが早く終わったから、そのあとは映画をちゃんと見た。

起きたのは13時過ぎ。よく寝た。

学校に本を返しに行くつもりだったけど、めんどくさくなってしまって行かなかった。図書館から催促状が届いてしまっているけど。

今日になってやっと旅行のことを考えはじめて、一日中、こたつでずっと調べものをした。

夜はオリンピックの開会式を見ながらラーメンを食べた。

明日は土曜日だけど父も母も仕事。

20180208

午前中は歯医者に行った。それから友達と落ち合って、遅めの昼ごはんをたべた。たべながら、友達の引っ越し先をえらんだり、貯金の話をしたりした。デザートを頼んでたべたあとでも話し足りず、レストランを出てからスターバックスコーヒーに入った。友達が夜に用事があると言ったので、20時ごろ解散した。

帰りの電車の中で、今月号の新潮を読んだ。作家たちが日記をリレーしているのが読みたくて買ったけど、やっぱりおもしろい。どうしてあんなに短い文章に、上手にひととなりを詰め込めるのかふしぎ。ちょっとした言葉の選び方に日常が見える。まだぱらぱらとしか読んでいないから、ゆっくり読むのが楽しみ。

それから今日は一日、朝、化粧をしたときに口紅をつけるのを忘れてしまった。しかも、出先に化粧ポーチも持っていかなかったから、そのまま一日じゅう唇に色がなく、いつもよりまして化粧っ気のない顔だった。口紅をあたらしく買うほどまでの予定でもなかったけど、やはりその顔で人に会うのは少し恥ずかしかったから、あわてて薬局でニベアのリップ300円を買った。そして気休めにそれを塗ってやりすごした。中高生のころは、この300円のリップクリームでも特別で、ぬるたびに女になっていくような、嬉しくて恥ずかしい感覚があったことを思い出した。

帰りに最寄りのひとつまえの駅で降りて、ツタヤに寄り、ビフォアミッドナイトを借りた。

20180207

10時半過ぎに友達からの電話で起きた。昨日は遅くまで眠れなくて、たぶん3時くらいまでは起きていたと思う。星野源オールナイトニッポンの選曲がうるさくて途中から聴くのをやめて、自分で音楽をかけて、それ以降は覚えていないから、うまく寝付けたんだろう。

友達からの電話の内容は主に卒業旅行についてだった。来週から1、2週間旅行へ行く予定だけど、行き先がまだ決まっていない。このあいだの電話で、ベトナムからラオスに変更になって、そういう話だったけど、ラオスに行くのかはわからない。たぶん行かなそう。

30分くらい、ベッドの上で寝ぼけた状態で電話をした。友達は出先から電話をしているようで、〇〇は今日何もないの?と聞かれて、わたしは「今日12時までにツタヤ行かないと行けないんだった」と答えた。間に合うの?と電話口で友達に笑われて、ベッドから起き上がって洗面所へ行った。そして、通話をスピーカーにして、友達と電話をしながら、トイレに行ったり顔を洗ったり歯磨きをした。結局卒業旅行のことは何も決まらないまま11時半には電話を切って、風呂場の横の脱衣所にぐちゃぐちゃ置いてあったデニムとパーカーをすっと着て、ダウンを着てマフラーを巻いて、家を出た。

ツタヤの店の外の返却ポストに着いたのは11時58分だった。返却ポストが目に入ってから、必要もないのにポストまで小走りをして、両手で黒い手提げバッグを投げ込んだ。

それから本屋へ行った。探していた本が全部見つからなかったから何も買わなかった。ベビーカーを押している若い女の人が何人もいて、ああ平日の昼だなあと思った。自分のような学生はひとりも見当たらなかったので、みんなは何をやっているんだろうかと考えた。

本屋の後、またツタヤに戻った。今度はエスカレーターに乗って店内に入って、DVDを3つさくさく選んで借りた。いつも支払いはセルフレジで、ケチって、レンタル泊数をお選びくださいのところで10泊を7泊にして、その結果2泊くらい延泊するから、もう10泊でいこうと思って、今日は10泊のままにした。ジージー出てくる長いレシートを手に取って、片手で雑に半分に折った。それから、黒い手提げバッグをなるべく綺麗なのを選んで、透明のポケットにそのレシートを入れた。返却日、2月17日土曜日と書いてあるのを見て、失敗したなあと思う。どうやってもたぶんその日は旅行に行っている、今日は10泊はよけいだったなあと思いながら、小さい黒い手提げバッグをぶらぶらさせながら階段を降りた。

今日は、ツタヤに返却を済ませたあと、駅中の喫茶店でコーヒーでも飲んで帰るつもりで、だからいろいろ作業できるようにと、パソコンや手帳をリュックに詰めて持ってきていた。でも、お腹がすいたのでやめた。モスバーガーに寄って、セットを注文し、持ち帰りにして帰った。

家に帰って、あ〜つかれたつかれたつかれたあつかれた〜と無駄に声に出して、ばたばたとリュックを下ろし、ダウンを脱ぎ捨てて、こたつのスイッチを入れて、借りてきたDVDを見ながらモスバーガーを食べた。

セットで頼んだメロンソーダの、ストローをがじがじ噛みながら映画を見た。

ビフォアサンセットを見た。そのあと、キッチンを見ながら、気づいたら寝ていた。

ビフォアミッドナイトを借りに明日またツタヤに行く。

 

20171230

めちゃくちゃどうでもよくてくだらないことを考えようとか話そうとか書こうとか思っても、だいいちそういうふうに考えたいのは考えたくない明確なものがあるからで、ということはつまり、くだらない話の中身よりも考えたくない明確なことを避けようということに意識が向いているわけで、もう既にその考えたくない明確なことについて考え始めちゃっているということになって、結局、直球にそのことを考えるよりもつかれる。

東京大学物語の村上直樹のように、0.何秒の間に原稿用紙5枚分くらいの妄想や言い訳を考えるような速さで頭だけぐるぐる回転する世界。そういう状態のくるしさは端から見てるぶんにはかなりおもしろいけど、自分のこととなると本当に恥ずかしすぎて穴があったら入りたい、壁には隠れたい、布団にもぐりたいし、一生寝ぼけたふりをしていたい、5分でいいから神かくししてほしいくらいだしスプートニクの恋人のすみれちゃんになりたい。

 

こういうことを書いたけど、こういうのをちゃんと正直にここに書けるということは、全然問題ないということで、だからこれからも全然大丈夫。

今年もお世話になりました。

 

 

 

10月

毎日charaを聴く季節。人のセックスを笑うなを見たくなる季節。

先週こたつを出して、もう4回くらいこたつで二度寝した。

こんなときに卒業旅行の話をされても、なにも考えたくない〜って思ってしまう。

いまは外国なんてどこも行きたくない。寒くてこたつから出たくない。

 

めちゃくちゃどうでもいいけど最近毎日玉子焼きの練習をしていて、母が作るのはきれいな黄色になるのにわたしが作ると色が薄く、濡れた雑巾みたいな玉子焼きになる。

おとといの夜はじめてきれいな黄色のができてうれしかったのに、今日の朝同じように作ったらまた雑巾だった。

 

今月はずーっとストイックに少年マンガを読み漁っていて、きのう久しぶりに本を読んだらその読みやすさにびっくりした。マンガを読むのって、目線をめちゃくちゃ動かしているんだなあと思った。本は縦に読めばいいだけだからすごい。

 

冬は洋服をたくさん着ないといけないのがやっぱりめんどうだなと思う。それに肩がこる。

肩がこるといろんなところに響く。顔はむくむし、夜は眠れないし頭は痛くなるし気持ち悪くなる。そういうのがつづくと便秘になったり肌荒れがひどくなったりしてくるから全部不調になる気がする。全部肩こりが悪い。

はやくもっと寒くなって、タートルネックが着れるようになってほしい。そうすればピップエレキバンを首のギリギリまで貼ることができるからだいぶんましになる。

 

最近、学校の近くの銭湯がなくなってしまった。

ずっとずっと行こうと思っていたのに、結局行かなかった。夏休みが明けて登校したときにはもうすでに取り壊しがはじまっていて、銭湯とその横のコインランドリー、両方まとめて白い布に囲まれていて、登校するたびその隙間から覗いて、壊されていくのをちょっとずつ眺めていた。いろいろ壊して、その諸々の破片の奥に、最後に壁画だけ立っているのが見れたのはよかった。

その銭湯の壁画は、うるさい水色の背景に、金太郎みたいな男の子が虹をまたいで、そのまわりに天女が3、4人いる変なやつで、それがショベルカーでがりがり壊されていた。なんかシュールというか、すごいなあって思った。なぜかわからないけど、高校の時古典の授業で習った、絵仏師良秀の話を思い出した。

それから、その銭湯には入り口と銭湯の前に「ご自由にお取りください」コーナーがあって、いつも、日本人形とかぬいぐるみとかへんなおもちゃとかが置いてあった。そのわりに、入って行くのがみんな歩行車を押すおばあちゃんばかりで、不思議な銭湯だった。こうやって思い出してみると全部まぼろしみたいだなあと思う。

 

10月のメモ。

 

 

 

 

 

 

 

20171011

洗濯していた枕カバーが乾いたから、代わりにつけていたタオルをはがして、きれいになったカバーにつけ代えた。
そういえば、毛布を出そう出そうと思いながらもまだタオルケットで寝ている。タオルケットの上に羽毛ふとん。

枕もとにはダイオウイカのぬいぐるみとタコのぬいぐるみがあって、べつにかわいがっているわけじゃないけどそこにいる。
それから小学生のころにサンタさんがくれたアリエルの抱き枕が足もとにある。
ベッドの横にあるちいさいテーブルには、テーブルランプと、友達に借りてるドラゴンボールとツタヤに借りてるハンターハンターが何冊かづつと、まだ半分くらいしか読んでない早稲田文学女性号と何週間か前に読み終わった教団Xの文庫がごちゃごちゃに積み重ねられている。あといいにおいがするクリームと目ぐすりもある。
床には、ツタヤの黒い袋とおとといくらいの新聞が落ちていて、あと髪の毛結ぶゴムも落ちてる。

机の椅子の背もたれに、きのう履いたコーデュロイのズボンが引っ掛けてあって、その上に、今日はおったパーカーが乗っかっている。
机のうえは、学校で使うプリントとノートと、かばんの中身を入れ替えるときにぐちゃぐちゃ出したものたちで散らかってる。
今日は部屋のワイファイがたまに弱くなって不自由した。


あした朝起きたら、枕もとのすぐ先に手をのばしてカーテンを開ける。そのときテーブルランプのあたまが引っかかって倒れることがよくあるから気をつける。
あと、しあさってに着ていく服をまちがえて明日着ないこと!
明日こそ学校の就職課の人にメール返信すること