20190329

昨夜はほとんど眠れなかった。体は疲れているのに頭が止まってくれなくて、考える必要のないことをいろいろ考えてしまった夜だった。

もうすぐ会社に入って一年経つ。今わたしは、自分の仕事は、右手で丸を描きながら左手で四角を描かされながら、流れるBGMに合わせてステップを踏まされて、さらに10メートル先のモニターに映るフラッシュ暗算を解かされ、さらに、時には同時に3人から話しかけられ、雨が降ったら傘を肩と顔ではさんで持ち、電話がなれば絶対に自分が取る、みたいな感じだと思っている。

この間同期にこの話をしたら「わたしは最近、さらに履かされているくつが右だけ8センチのピンヒールになった」と言われた。

社会人一年目なんてそんなもんなのかもしれないが、想像以上の辛さだった。

任された仕事は、ほとんど上司からとても細かいことまで注意を受けたし、怒られたこともたくさんあった。自分はたぶんこの仕事向いていないんだなと何度も思ったし、会社のトイレでも、最寄駅から自宅に帰るまでも、月曜日の朝も、何度も泣いた。

これから自分が生きていくためには、どこかで働き続けなければいけないという事実が、そこの見えない深いプールで永遠に泳がされるような、苦しいことに思えた。

本当に世の中の大人はみんなこれをやって生きているのかと不思議にすら思った。

プラダを着た悪魔を見れば、これは自分の話だ、と思ってしまったし。

 

とにかく今は仕事の話になると、嫌なことしか話せない!先輩もみんな顔が怖いし気軽に話しかけられないから急に雑談になったときまったく言葉が浮かばないのが困る!それが社会人一年目の最終日の朝の気持ち!